他人の「思い出の人」を探す。それも日本ではなくて世界で、、という壮大な「あの人は今」的なルポ。
高野さんの作品はムベンベやワセダ3畳など以前読ませていただいていますが、なんとも言えない可笑しさと、ワクワク感がある。今回の話もそうで、写真一枚と断片的な他人の記憶を頼りにタイの奥地に人探しなんて、酔狂以外のなにものでもないのですが「運と縁とタイミング」がカチッとハマるんだよね。
世界は広い。けれど狭い。いやどっちやねん?と思わせる作品。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年10月12日
- 読了日 : 2023年10月12日
- 本棚登録日 : 2023年10月12日
みんなの感想をみる