待ちに待った続刊!
という事で、勇んで読み始めた。
読了後の感想は、まあ、こんなもんかな、って感じ。
予定通りの満足感、という。
この感想は、決してネガティブなものじゃないことに注意。
ヴァルデマール年代記である以上、きっと落胆は有り得ない、と思ってる。
そして、その期待は裏切られた事がない。
本作は、その期待値の想定内だった、ということ。
そして、本シリーズも三部作。
シリーズを重ねるごとに読了後の感嘆が増していく事は間違いない。
スキッフの成長譚であると同時に、きっと、アルベリッヒの物語でもあるような気がする。
少年スキッフの小賢しい小狡さ。
武人アルベリッヒが持つ孤高の気高さ。
この二つがどう絡まり合って、物語を紡いでいくのか、楽しみすぎて堪らない。
その片鱗は、本書からでも感じることが出来る。
あとがきで書いてあったのは、創元から出版された「<a href="http://mediamarker.net/u/ikedas/?asin=4488577121" target="_blank">魔法の使途</a>」のことなんだろうね。
その辺は上手い事、調整してもらいたいなー。
未訳作品は山ほど残ってるわけだし・・・。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年11月13日
- 読了日 : 2010年7月9日
- 本棚登録日 : 2018年11月13日
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