すっごい。
向山さん、すっごい。
圧倒的な表現力で繰り広げられる、怒濤の展開。
これが、「筆力」というものなのだろうな。
冒頭のシーンはとにかく衝撃で、まさかそんな展開なのかよと絶句。
中盤から後半に掛けての息詰まる戦闘シーンは、まあ恒例ではある。
けど、回を重ねるごとに、どんどんその密度が濃くなっていっている気がする。
これが、今後はさらに濃くなっていくと予想できるので、もう想像も付かない。
文字だけで、ここまでビジュアライズにシーンを浮かび上がらせられる、ということ。
<a href="http://mediamarker.net/u/ikedas/?asin=4877282920" target="_blank">童話物語</a>もそうだった。
極上のストーリィに、息をも付かせぬ、目眩くほどのスペクタクル。
本当に素晴らしい小説家。
「面白い小説」が読みたい人は、読むべし。
とりあえず、向山さんの文章センスは、<a href="http://www.studioetcetera.com/main/archives/469" target="_blank">本日のワンパラ</a>を読めば分かるはず。
まあ、テイストはだいぶ違いますけれどねw
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年11月13日
- 読了日 : 2012年4月19日
- 本棚登録日 : 2018年11月13日
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