「感情」の観点から、より良い職場の環境づくりを考える本。
会社・組織を覆う感情の傾向(いわゆる雰囲気や空気)を「組織感情」として定義し、
その場面その組織に応じて、メンバーの感情バランスをコントロールするよう働きかける。
という発想が面白い。
チームマネジャーだけでなくメンバーも
それぞれが主体性を持って
感情マネジメントスキルを発揮するべし、というのも納得。
確かに、ほかのレビューにも書いているように、
いかにもサラリーマン性善論的。
組織には、どうやっても非協力的な人間が数パーセントいるはず。
ただ、組織は人の集まりであって、「一人ではできないことを、力を合わせて成し遂げるための仕組み」であるからには、
その数パーセントを限りなくゼロに近づける努力をし
メンバーがみな「協力」し合うことが最も合理的かつ生産的なはず。
自分の職場の組織感情も、今度チェックしてみたいな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
会社
- 感想投稿日 : 2018年10月10日
- 読了日 : 2018年10月23日
- 本棚登録日 : 2017年5月2日
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