引きこもり気質をもつ人はどこか天才肌であるといつも感じます。
特に若い年齢で引きこもってしまう子は、人生経験が少ないにも関わらず、その狭い社会に挫折したり絶望してしまうのでしょうが、のちに自分の居場所を見つけた時には、普通に社会性をもって生活してきた人たちと比べると少し違う輝き方をもつように感じます。
特に何かをつくりだすことにかけての感性は独特なものがあるように感じます。
千原ジュニアが若いころ尖っていたという話はよく聞きますが、今の独特な面白さや兄靖史いじりの影には、ジュニア自身の引きこもりとそこから兄に救い出してもらった経験からの表現だということがわかって胸が熱くなりました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
フィクション
- 感想投稿日 : 2013年4月4日
- 読了日 : 2013年4月4日
- 本棚登録日 : 2013年3月31日
みんなの感想をみる