屈折くん

著者 :
  • シンコーミュージック (2017年2月9日発売)
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本棚登録 : 101
感想 : 7
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オズフェストへの出演以降、快進撃を続ける人間椅子。
バンドが活動を開始してから25年以上経過してピークを迎える、というのは海外でもAnvilなど限られた例しか知らない。

その快進撃の原動力、和嶋氏の自伝は文学的な筆致でリアリティ溢れる半生が綴られており、えもいわれぬ迫力に充ち充ちている。

読み終えてから、当時「誰かの耳に届くのだろうか」と不安に駆られたという「人間失格」であるとか一本の大木に寄り添って生まれた「胡蝶蘭」を聴くとまた味わい深い。
本書で言及されている曲を集めたサウンドトラックなど欲しいところである。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年2月27日
読了日 : 2017年2月27日
本棚登録日 : 2017年2月27日

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