古典ミステリ。今読んでも色あせない。
死刑の期限が迫る中、親友の男は幻の女を探す。関係者が口を揃えて「そんな女は見なかった」という恐ろしさ。届いたと思った瞬間スルッと消える手がかり。
結局、女の正体は、拍子抜け感はありますが、そこまでのスリルが良い。あとプラットフォームのすれ違う緊迫感、地下室の即興演奏会、小部屋の荒んだ女とのかけひきなど、ストーリーから離れた細部まで脇役まで、各シーンが印象的でイメージしやすくて、さすが名作。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年2月23日
- 読了日 : 2019年2月5日
- 本棚登録日 : 2019年2月5日
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