黒い家 (角川ホラー文庫 45-2)

著者 :
  • KADOKAWA (1998年12月10日発売)
3.84
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本棚登録 : 15130
感想 : 1672
4

愛着のある本。ホラーに目覚めたきっかけでもあるし、オカルトが苦手な事を気付かせてくれた恩師改め恩本でもある。

保険金殺人がテーマ。脳内再生は大竹しのぶで間違いないし、その流れで是非映画も見てもらいたい。
彼女の演技が本当に怖い。

人の闇って計り知れない。ひょんなきっかけで、自身もその闇に飲み込まれてしまうのやもしれない。考えるだけでぐずってしまいそうだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本作家
感想投稿日 : 2020年7月23日
読了日 : 2020年6月17日
本棚登録日 : 2020年7月4日

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コメント 7件

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2022/04/23

NORAxxさん
猫は人間が一番恐いと思っているのですが、、、
この作品はオカルトと言うコトですが、人ならざるモノが出てくるのでしょうか?

多分読まないけど気になってます。。。

NORAxxさんのコメント
2022/04/23

猫さんお久しぶりです^ ^
説明不足がたたりました。こちらは終始 人 人 人のサイコホラーで間違いないです。ただ、執着心で言えば「人ならざるモノ、」ヒェッ といったオカルト要素はあります。

うふふ、無理強いはしませんが読まれる際は全力でホラーを楽しんで下さい^ ^♪

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2022/04/23

NORAxxさん
ニャー

猫が抱えているテーマの一つに、人を取り巻く闇と、己の底に潜む闇の、何方が厄介か?と言うがあるのですが。。。
恐い本を読んじゃうと、暫く夜眠れなくなって、不夜城のように、家の明かりが煌々と、、、

NORAxxさんのコメント
2022/04/23

猫さん
人を取り巻く闇と、己の底に潜む闇...興味深いですよね。個人的にはそこが合体した悲劇ばかり追体験していたので根源に対しては無頓着でした。しかし、人を取り巻く闇もその人目線で見れば己の闇なんですよね...。
わかります、わかりますよ。その光を求める気持ちと光の元で「何が」起きているのかの妄想に囚われるアレですよね(深読みで震えるタイプ)
テーマとホラーの板挟みですねぇ...落着する事を祈ってます。

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2022/04/23

NORAxxさん
人は自分に都合が悪いコトは気付かない振りをする。外側のコトは時代の所為にしたり、内側のコトは棚に上げたり。。。
手に負えない闇が広がっている。と思っていますが、あちこちで小さいかもしれませんが、灯も。。。

スミマセン猫の戯言です

NORAxxさんのコメント
2022/04/23

猫さん
いえいえ、戯言とは思いません。本当に仰る通りだと思います。闇の存在を認知しておく事は何かの盾になってくれるやもしれないですね^ ^
暗黒には暗黒を..な書物を求める時は是非一声かけてください(笑)

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2022/04/23

NORAxxさん
> 暗黒には暗黒を..な書物を
心強いお言葉ありがとう御座います。その時は是非短めのを、、、

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