死―宮崎学写真集

著者 :
  • 平凡社 (1994年11月1日発売)
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本棚登録 : 89
感想 : 19
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野生動物の「死」の写真集。
2台の固定カメラから撮影され、
死体が完全になくなるまで写真に収められている。

秋の死:ニホンカモシカ(9/16〜11/28)
冬の死:ニホンジカ(2/9〜8/12)
春の死:タヌキ(5/11〜8/23)

日本ではありがたいことに、死体になかなか接さない国。
だからこそ死ぬということを現実に感じるためにも良い本。
小説でも漫画でもさらっと「遺体発見」とか書かれるけど
こういうものだ、とありありと見せつける。
最初の数ページは引いてしまったけど
読み進めるうちに引き込まれ、2回くらい読み返した。

よくあるしたいの描写の
「白蠟のような皮膚」とはどういうものか
動物を通して知りました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2017年7月19日
読了日 : 2017年7月19日
本棚登録日 : 2017年7月19日

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