かいちゅう学の元祖本。
著者のひょうひょうな態度、でもポイントの部分は非常に真面目の
姿勢がヒーローな感じ。
本書は1994年刊行。
あれから、どれだけ内容が進歩・改善されているか分からないが
気になったポイント。
猫の糞が感染ルートのトキソプラズマ。日本人の約20%は既に
感染している。でもほとんどは症状が出ない類の感染であること。
アライグマには、ほぼ間違いなくカイチュウがあるので感染注意。
そして、何よりもキセイチュウを持っている人は花粉症にはならない、
という主張。
キセイチュウに感染した人はアレルギー反応の元である抗体が
大量につくられる。ここに花粉が入り込んできても、すでに多量の
抗体をもっているので新たなアレルギー反応が起きないという主張。
(通常の人は、抗体の量が少ないのでアレルギー反応を起こしてしまう)。
これが本当であるならば、是非、無害なキセイチュウを私は体内に
飼いたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
教養
- 感想投稿日 : 2013年3月13日
- 読了日 : 2013年2月26日
- 本棚登録日 : 2013年3月12日
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