ディックには評価が甘いかもしれない私。
だがこの文庫本という意味において★3。
だってまあ買った私が悪いんだけど、
あまりに映画アジャストメントアピールが強くて
何話かの訳があまり好みではなくて
既に知っている短編が入っていて
字が大きい今時の文庫だったから。
なので★4ではなく3なのはディックのせいではない。
あくまで出版社と私の嗜好の問題。
いずれの作品もディック的世界が堪能できてよろしい。
現実とはあくまで自身の認識に基づいているにすぎない、
ということを改めて感じさせる。
でも『凍った旅』は怖かった。
『アジャストメント』はどこをどうやったらああいう映画になるんだ。
そんな感じ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2011年8月29日
- 読了日 : 2011年8月29日
- 本棚登録日 : 2011年8月29日
みんなの感想をみる