今回は「鋼と銀」のアニメ化と「本の森」閉店がテーマなのかな?
前者については、その前章にあたるパートと思われる「ジェッツ!」ノベライズの話と合わせて、他部所や他社と仕事をするときの難しさを思い出させてくれます。自分も、同じようなことで苦労させられたことがあるので、渦中の伸光には共感と同情の念を抱きながら読み進められました。
後者に関しては、閉店話は1巻でもあったのでちょっとそれとダブったりもしました。けれど、テーマは同じでも働く人が違えば全く違うドラマがそこにあって、決して二番煎じ的な残念感はなかったです。
ただ、前作が個人的にかなりのスマッシュヒットだっただけに、それと比較すると全体的にやや物足りない感があるように思いました。
彩加が沼津で店を開く話がこの先に展開されそうなエピソードがありましたが、7巻があるとしたらその話になるのか、はたまた新たな登場人物が中心になるのか、ちょっと楽しみですが……そもそも7巻、出るんでしょうかね?
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年7月29日
- 読了日 : 2017年7月17日
- 本棚登録日 : 2017年7月18日
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