日本最大のメガバンクであるTEFG銀行が主舞台である。ディーラーとして名を馳せた桂光義は専務の地位にいた。ある日、盤石なはずの銀行は国債暴落を機に巨大負債を抱え、一夜にして機能不全に。暴落した株に群がるハイエナの如き外資ファンドや混乱に乗じて巨利を貪ろうと暗躍する政財官の大物たち―。桂は総務部の二瓶正平と共に生き残りを懸けた死闘に挑む。
今までの経済小説にはない、女性を影の主人公にしている点が新鮮で読者を引きつけるものがあった。経済的な背景もわかる読めば楽しい経済小説です。
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カテゴリ:
経済小説
- 感想投稿日 : 2016年5月2日
- 本棚登録日 : 2016年5月2日
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