大人のための「困った感情」のトリセツ

著者 :
  • 大和出版 (2014年10月16日発売)
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本棚登録 : 401
感想 : 29
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水島広子さんの著書は久しぶりです。
こちらは読魔虫さんの本棚にあったので読んでみました。

身体感覚が危険を知らせるが、感情にも何かを知らせる機能があるということで、いろんな感情を章ごとに独立して紹介されている。感情の「役割」と「基本」を押さえて上手にどう「活用」したらよいのか取説のように指南書としてどこから読んでもよい感じ。
親友ノートに状況、相手の言葉、自分の気持ち、親友ならなんていうかという記載をしたり、自動翻訳機の活用も自分と相手を置き換えて客観的な視点になれそう。
「不機嫌なのは意識が今にないから、過去の何かを引きづっている状態、現在に頭を切り替える」ということを試してみよう。
「不機嫌な人には相手の領域を尊重する」という対応は実践できそう。
「罪悪感の自動翻訳機で、相手にどんな影響があるか、どんな気持ちか、相手を主役にして行う」というのも役立ちそう。
ポジティブ思考にとらわれない、自分のありのままの感情とどう取り組むか、直視して対処した方がその感情を手放せるとのこと。怖れずにやってみよう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 仕事関係
感想投稿日 : 2021年4月24日
読了日 : 2021年4月24日
本棚登録日 : 2021年4月24日

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