新装版 富士山頂 (文春文庫) (文春文庫 に 1-41)

著者 :
  • 文藝春秋 (2012年6月8日発売)
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本棚登録 : 277
感想 : 35
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著者の山岳小説と思って読んでみたが、これはちょっと違った。なに?気象庁内と、富士山レーダー発注にあたってのゴタゴタの話が半分で、過酷な環境の中、作り上げていったというのは、内容的にあまりなかった。
逆に、主人公は著者自身だと思うが、ちょっと横柄すぎるかな。読んでいて、不快に思うところもあった。逆に、レーダーはできたが、それをメンテナンスする人が泊まる宿舎をきちんとできなかったという反省もしているところは好感がもてた。(そのことを作業員に言わせているが、著者自身の反省だっあのかな。)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本史
感想投稿日 : 2021年6月3日
読了日 : 2021年6月3日
本棚登録日 : 2021年6月3日

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