著者の山岳小説と思って読んでみたが、これはちょっと違った。なに?気象庁内と、富士山レーダー発注にあたってのゴタゴタの話が半分で、過酷な環境の中、作り上げていったというのは、内容的にあまりなかった。
逆に、主人公は著者自身だと思うが、ちょっと横柄すぎるかな。読んでいて、不快に思うところもあった。逆に、レーダーはできたが、それをメンテナンスする人が泊まる宿舎をきちんとできなかったという反省もしているところは好感がもてた。(そのことを作業員に言わせているが、著者自身の反省だっあのかな。)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本史
- 感想投稿日 : 2021年6月3日
- 読了日 : 2021年6月3日
- 本棚登録日 : 2021年6月3日
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