詩と死をむすぶもの 詩人と医師の往復書簡 (朝日新書 137)

  • 朝日新聞出版 (2008年10月10日発売)
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感想 : 40
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詩人とホスピスを営む医者との往復書簡。最後に対談もある。谷川さんの回にはいつも最後に詩が。徳永さんの回にはいつも臨床エピソードが。やっぱり死んでも、死ぬまで許せないことがあるというのが、人間おそろしいと思った。逆に血がつながっていてもいなくても深くわかりあえる、思いが命を動かすようなことがあるんだなあと。正しい答えを人から聞いたり調べたりするのではなくて、「信じる」ことの強さを思い出した。まあ、「信じる」ことは恐ろしいことなんですけどね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新書
感想投稿日 : 2010年1月9日
読了日 : 2010年1月8日
本棚登録日 : 2010年1月9日

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