詩人とホスピスを営む医者との往復書簡。最後に対談もある。谷川さんの回にはいつも最後に詩が。徳永さんの回にはいつも臨床エピソードが。やっぱり死んでも、死ぬまで許せないことがあるというのが、人間おそろしいと思った。逆に血がつながっていてもいなくても深くわかりあえる、思いが命を動かすようなことがあるんだなあと。正しい答えを人から聞いたり調べたりするのではなくて、「信じる」ことの強さを思い出した。まあ、「信じる」ことは恐ろしいことなんですけどね。
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2010年1月9日
- 読了日 : 2010年1月8日
- 本棚登録日 : 2010年1月9日
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