村上龍の冷静だが推進力のある文章が楽しい。
政治的な難しい話や、バイオレンスな描写も文章のおかげでスラスラと読んでいける。
主人公が固定されておらず物事が進んでいく様子を何人もの視点から描く群像劇になっていて、とても面白い。
こんなことが起こったらどうしよう、どうしたらいいんだろうと考えるが何も思いつかない。政治や歴史についての不勉強を気付かされた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2024年1月21日
- 読了日 : 2024年1月21日
- 本棚登録日 : 2024年1月21日
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