新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2007年3月15日発売)
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本棚登録 : 1915
感想 : 216
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最近和宮の話を読んで、それが公家言葉で難しかったせいか、こちらはすごく分かりやすく感じる。もちろん完全に理解できてるわけじゃないけど。
篤姫は賢いばかりでなく気遣いの人なんだなあ。
家定の体調のことを知った上で斉彬がこの結婚をさせたのだとしたら、優しそうな笑みの裏に冷淡な顔があったのかなと思ってしまう。
女の使い道とはそういうものであったのかもしれないが。。

「この行列は陸続と続き、先頭が江戸城へ入ったあとでも、後尾はなお渋谷邸を出発しておらず、早朝から日没まで毎日毎日、人を送ったあとは調度品送りとなって、都合六十五日間続いたという」(P273)
どんだけすごいの!?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(日本)時代もの
感想投稿日 : 2014年3月18日
読了日 : 2014年3月18日
本棚登録日 : 2014年3月11日

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