ノーベル医学生理学賞のイギリス人受賞者の周りに隠れている不審死。多くの人の目線で語られるので始めは混乱したが、後半は盛り上がって面白かった。
亡くなった日本人教授の弟子であった医師津田が主に謎を追うのだが、彼の性格が(特にデートしてるときの)ちょっと疑問…笑。
エンディングはスカッとはしないし、盛り上がるとは言えやっぱ帚木さんの本は地味だなあ。あれもこれも無理に繋がったりどんでん返しがあるわけじゃない。そこがまた好き。
アーサーヒルの内面はもう少し読みたかったかな。
お手にとる方は、解説もぜひ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(日本)
- 感想投稿日 : 2018年1月29日
- 読了日 : 2018年1月29日
- 本棚登録日 : 2018年1月29日
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