赤ひげのもとで働くことになった傷心の青年医師。彼のひねくれた心が次第にほぐれていく様子が面白い。患者の話をひたすら聞いて、赤ひげ先生の思いを聞いて、医者の仕事は聞くことが大事なんだな。
赤ひげ先生は、罪はその人自身ではなくつきつめれば貧困のせいだという。
だけど、最後に登も言っていたが、どんな環境にいたって人間として立派な人もいれば、裕福でも最悪な人柄の人もいる。
最後の2人のやりとりがまたいい。これからも2人言い合いながら診療を続けていくんだろうな、もっと読みたいなと思った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(日本)時代もの
- 感想投稿日 : 2014年9月5日
- 読了日 : 2014年9月5日
- 本棚登録日 : 2014年9月5日
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