自宅療養で通院リハビリしながらこのシリーズを読んでいる。
本巻はいよいよカルタゴのハンニバルが二十代で総司令官に就きスペインのサグントを攻め、それからピレネー山脈とアルプス、アペニン山脈を超えてグイグイと進軍する姿が描かれている。カルタゴ本国からほとんど支援を得ないまま周辺都市を寝返らせながらローマを脅かし南イタリアまで攻め入る。
一方、ローマは焦るものの資力と人材を投入しながら周辺国に対するローマの姿勢を崩さずに協力を得ながら巻き返しの機会を伺う。そしてスキピオが、ローマのその登用が、そのチャンスをつくるのだ。もう、ワクワクさせられる。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年3月19日
- 読了日 : 2024年3月19日
- 本棚登録日 : 2024年3月19日
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