「ダーウィンの呪い(千葉聡著)」からの流れ読み、図書館で借りた。
ヴェストファーレン和平条約(1648年)により世界秩序の基礎がつくられた。それは国家主権という概念を確立し、加盟国がそれぞれの国内体制と国教を選ぶ権利について内政干渉されないことも規定された。とは言え、それはヨーロッパでの話、その後、超大国アメリカ、ロシア(ソ連)、中国、イスラム世界、そしてアジア、和平条約から数世紀経た世界の枠組みは大きく広がるとともに大きく変わった。
著者はニクソン政権とフォード政権で要職を務めた、いずれも共和党政権だ。まっそれはいいとして、政権のなかの様子をサラッと描いているところがむしろすごいと言いますか。たいしたものです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年12月29日
- 読了日 : 2023年12月29日
- 本棚登録日 : 2023年12月29日
みんなの感想をみる