江戸城の無血開城を西郷隆盛と話をつけて成し遂げた人物。勝海舟かと思いきや彼の活躍があってこその無血開城らしい。
物語は彼の幼少期から死に至るまでの一生を描く。ここで描かれているのは、まっすぐな気持ちを持ち続けた男子の一生だ。無血開城などの業績が出るまでは、剣術の修行に勤しみ、書道の修行と禅の修行と、一生懸命にやっているのは伝わった。が、結果的にそれらが世のためになったから良かったものの、一歩違えば遊んで暮らしただけなのではなかったか。それを見越した上での、父親からの自分のために生きろだったのかは、よくわからなかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年4月25日
- 読了日 : 2023年4月20日
- 本棚登録日 : 2016年9月15日
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