死神にとり憑かれたマタドール、ユベール
懺悔と迷いの中で贖罪に生きる神父、颯也
スペインの強烈な光と影、静と動の中に乱れ存在する生と死
生きる意味と死の意味が愛への渇望でもある二人の魂のお話
両極端にあった二人の魂が、お互いを道標のように向き合い、愛と生きる意味を見つけ寄り添う流れに、スペインの風景や文化、人々の狂喜が混ざって引き込まれました。
華藤えれな 先生のお話は民族背景や情景が織り込まれて素晴らしいです。
葛西リカコ 先生のイラストが美麗です
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年3月14日
- 読了日 : 2021年3月7日
- 本棚登録日 : 2021年3月14日
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