なぜ本を読むといいのか、について考える本。
この問いに対する筆者の答えは、これから先の日本では身分や資産の違いによる階級社会ではなく、本を読む習慣がある人か否かに二分される「階級社会」が来るから、というもの。
具体的には、これまで幸福とされてきた人生は今後破綻するので、それぞれ一人一人が自分なりのオリジナル幸福論を編集し直し、生き抜くことが必要である。その編集作業には読書に裏づけされた知識が必要である、とのことである。
何が幸せかを自分で定義するために、読書を通じて色々な人、モノの視点から巨大なロールプレイを楽しむことで自分の幸福論を獲得する。
筆者曰く、乱読がおすすめとのことなので、色々なジャンルの本を読み続けたいと思います。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年7月1日
- 読了日 : 2020年7月1日
- 本棚登録日 : 2020年6月3日
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