「火星の人」「アルテミス」に続く邦訳3作目。謎の施設で目覚めたグレース。少しずつ記憶を取り戻しながら、自分が全人類の命運を握っていることを思い出す。今度の舞台はタウ・セチ。謎の現象による太陽光減少を食い止めるべく、超国家的プロジェクト遂行のため、送り出された主人公。相変わらずの軽薄な語り口(だが、それがいい)極限状態なのに悲壮感がない。知恵と工夫で前向きに困難を乗り越えていく。読者が読んでいて気持ちいいポイントを抑えている。異星人とのファーストコンタクトも萌える。こういうのを待ってたんだよアンディさん!
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- 感想投稿日 : 2022年5月23日
- 読了日 : 2022年5月21日
- 本棚登録日 : 2022年5月23日
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