酷く美しいものを読んでしまったと、読み始めて気付いた時にはもう遅かった。部屋の中で、それこそ月明かりで読むほどにのめりこみ、呼吸を忘れた。
日記のように、一日につき一つのエッセイがある。それはどれも星にまつわるもので、彼自身の語彙選択の絶妙さはもちろんのこと、引用される詩歌の美しさもまた筆舌を尽くしがたい。
その美しさゆえ、ライトな文学のように流し読みをするには向かない。できるだけ一つ一つを噛みしめるように読んでいくのをお勧めする。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年5月28日
- 読了日 : 2012年5月27日
- 本棚登録日 : 2012年5月27日
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