東西の出合い、少数者への温かい眼差し、自分の感情を簡潔表す文章、星野氏の著作で、先ず私が好感を覚える点である。
自分の感情を簡潔に表すことは、やってみると意外と難しい。どうしても着飾ろうとするのが、人間の性だからだ。
しかしそれ以上に、彼女の関心の広げ方には、畏敬の念すら覚える。
とにかく、気になったことは知りたいと突き進む様子が、ページを繰るごとに手にとるように伝わってくる。だから、まだ読み終わらぬうちに、別の著作を入手したくなってしまう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ルポルタージュ
- 感想投稿日 : 2021年11月24日
- 読了日 : 2021年11月23日
- 本棚登録日 : 2021年11月24日
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