老人と海 (新潮文庫)

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実家に帰り、何か面白い本は無いか実家の本棚を探してみると、本書が2冊あった。これは弟が置いていったやつだな、2冊も買うとはそんなに面白いのか?と1冊持ち帰って読んで見る。

読んだこと無かったが、まあ想像の通りの話。老人と海の話、引退時期を遠に越している老人が海に出て魚と格闘したり、鮫と戦ったりする話。

昔は名作と呼ばれても、それを元に次々とさらに楽しい物語が生まれるから、新しい物語を読んでいる我々には面白みがないのかなとやや退屈気味に頁をめくる。

あれ、これで終わり?というような短さだが、不思議な読書後感。この短さの中に
老い、過去の栄光、諦め、無情、新たなる希望
が込められていて読む人の中で何かを動かされる感。

今まで名作と呼ばれていても読む気無かったが、まあ読んで良かったなとは思えるくらいに良い。私が成長したかな?再読読んだけど面白さがわからなかった古典、名作を読んでみても良いかも。

ヨーロッパではなくアメリカ文学の本なのか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年10月13日
読了日 : 2023年10月12日
本棚登録日 : 2023年10月12日

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