唯一の脱藩大名かつ昭和まで生きた最後の大名 林忠崇について描いた作品。譜代大名かくあるべし、と思わされる徳川家への忠義、戊辰戦争での戦いの動きや心情の変化など丁寧に描かれていて面白かった。林家再興運動のくだりはちょっと冗長に感じたが、昭和に入り、臨終前に尋ねられた辞世の句のくだりは涙なしには読めなかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
幕末維新
- 感想投稿日 : 2022年12月15日
- 読了日 : 2022年12月15日
- 本棚登録日 : 2022年4月1日
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