フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)

制作 : 小林弘人解説 
  • 日経BP (2011年1月13日発売)
4.07
  • (388)
  • (428)
  • (206)
  • (47)
  • (5)
本棚登録 : 3637
感想 : 472
5

 Facebookの創業者が、これほど大きなビジョンをもっているとは考えてもみませんでした。

 動機が金ではないというのは素晴らしいことですが、目の前に大金を積まれれば、誰だって気持ちが動くものです。彼は違いました。

 普通私たちは、自分のプライバシーがさらされることを嫌います。しかし彼は、「多くのことを共有するほうが世界が良くなる」という考えをもっているようです。確かに、インターネットのもっている匿名性は、様々な混乱を引き起こしています。

 現代社会は、今後ますます透明性が求めらるのかもしれません。最近の芸能人や政治家のスキャンダルを見ると、その可能性は大きいと言えるでしょう。そういう社会においては、私たちも常に一貫性のある言動を心がけなければなりません。

 500ページを超える本を、久しぶりに読み切りました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス・仕事術
感想投稿日 : 2016年8月17日
読了日 : 2016年8月16日
本棚登録日 : 2016年8月16日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする