『人生でいつの間にか被害者や加害者になっていることもある』怒りに続いて2作品目。途中まで犯人が分からない形で進んでゆくが、下巻に入り犯人が一気に明らかになった後に、最後は、悪人とは誰だったのか?について暗に読者に問う形で、了。この終わり方なので、著者からの挑戦状のよう。祐一、光代、佳乃、増尾、房江それぞれが悪人だが、見方を変えると、悪人とも限らない。この本は読むときの状況で解釈が変わるよなぁと思う。九州弁?博多弁?が慣れないせいもあり、理解が難しく、どげんかせんといかんけん、複数意訳したとよ!!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
恐怖、ホラー、グロテスク
- 感想投稿日 : 2020年8月12日
- 読了日 : 2019年6月16日
- 本棚登録日 : 2020年8月12日
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