| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
テレビで放映された映画を先に見たあとに読む。
映画は、話題になっていたほどでもないなぁという印象でしたが、小説はもっと登場人物それぞれの内面がしっかり書かれていて、それぞれの立場がきちんとかかれていたと思います。
ただ、個人的に、光代と祐一がなんで出会い系に走った?ってのがイマイチなんだよなぁ。まぁ普段の生活環境に嫌気が差してたってのはわからなくもないんだけど…。
実家で物議を醸していた映画の原作。「納得いかない」という感想ではないのだけど(映画はどこかはしょったか??)、それにしても感想が難しい。
本筋じゃないけど、おばあちゃんがスカーフで勇気を奮い立たせるくだりが良かったな。
やましいことを抱えていない人間なんていない。すべてのことを正面から受け止められる人間なんていない。いろいろな人間が抱えるいろんな弱さが次々と見えてくる。
悪人とは誰か?というより、善悪ってなんだろうと思う。
人が求めているものは善だけじゃない。でも、悪は叩かれる。
馬鹿にされてたまるもんか。
ひとりの人間がいなくなるってことは、ピラミッドの頂点の石がなくなるんじゃなくて、底辺の石がひとつなくなること。 389
396
先に映画を観ていたのですが、かなり忠実な映画化だったのだと思いました(明らかに違ったのはヒロインの妹の設定ですが、映画にたしか登場しなかった弟を合わせた様な役割)。
その為、その夜何が起こったか?というサスペンス部分を味わうことがなかったのが残念。
満島ひかり演ずる佳乃、映画では登場シーンが多くはなかったのですが、本で描かれていた内容を見事に表現していました。この子は殺されても仕方ないかも…という。物語中で一番心に響く言葉を口にするあの父親からどうしてこんな子が育ったのか疑問。
映画の感想みたいになってしまいましたが、厚いのに読みやすい本でした。
読みたい読みたいと思いながらなかなかちゃんと読めなかったんだけど、やっと読めた。
この事件に関わった誰にも悪人の部分があり、しかしそれが人間らしさでもあり。
きっとそれぞれの弱さが少しずつ少しずつ重なって、最悪の結末へと繋がっていったのだと思う。
その中で一人だけ強い人がいて、それが殺された娘の父親。
復讐しようと凶器を持って男に会いにいくも、強い理性で最後の一線を越えなかった。
彼のその時の言葉が心に響く。
「今の世の中、大切な人もおらん人間が多すぎったい。大切な人がおらん人間は、何でもできると思い込む。自分には失うものがなかっち、それで自分が強うなった気になっとる。失うものもなければ、欲しいものもない。だけんやろ、自分を余裕のある人間っち重い込んで、失ったり、欲しがったり一喜一憂する人間を、馬鹿にした目で眺めとる。そうじゃなかとよ。本当はそれじゃ駄目とよ。」
分厚いうえに、上下巻でわかれていたので、買うのを躊躇していたんだけど、電子書籍で発見。 ダウンロードして読んでみた。 ものすごい速さであっという間に読めた本だったけれど、 個人的には、最後の展開が、どうしても納得いかず「え?続きあるのかな?」って思って、下巻に値するものを探してみたりしたけれど、あれが最後の終わり方だった。 ただ、登場人物のセリフは、心にささるものがいくつかあって、そ... 続きを読む »
『悪』ってなんだろう?逃亡する男と女。純粋な魂が世俗の悪人達のエゴに汚されていく。それにしても、映画の配役はすごい。小説を読むと、この役者しかないと思えてくる。
映画が話題になってるし読んでみるか、と軽い気持ちで手に取ったら、とんでもなく読み応えのある作品だった。
映画も素晴らしかったです。
映画が見たくて、その前に読んでおこうと思った本。
読んで、「悪人」の定義って難しいなーって思いました。
映画もその後見ましたが、わりと本に忠実で面白かったです。
読んでよかったですよー!

保険外交社員石橋佳乃が福岡の三瀬峠で殺害された
犯人は長崎に住む土木作業員の裕一
被害者が出会い系サイトで複数の男性と交際していたことや、彼女自身の見栄で同僚に嘘をついていたことから捜査は錯綜する...






