宵山万華鏡 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2012年6月26日発売)
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感想 : 638
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森見さんの本がどうしても合わず、一度は諦めたのですが、読友さんから「ちょっと待て!」。あと2冊挑戦のうちの1冊目。祇園祭りの宵山という幻想的な設定。宵山で不思議な体験をするバレエダンス通いの小学生、宵山の日から抜け出せない画伯、画廊店員。今回またしても私を惑わす宵山パラレルワールド。各話面白かったのですが、パラレルワールドが中途半端に繋がらない。やっぱりこのモヤモヤ感、中途半端感が森見ワールドなのか?祇園祭司令部特別警務隊の大芝居での人間関係、その大胆さは最高。乙女以来、山田川敦子との再会に感動しました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 不思議な話
感想投稿日 : 2020年7月21日
読了日 : 2020年5月31日
本棚登録日 : 2020年7月21日

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