読友さんに触発されて真梨さん。確かにこの本は気持ち悪く、グロテスクだった。小学生の頃に受けた凌辱、嫉妬、殺人等、サイコティックホラーなのだろう。フジコを主観的に捉え、自分の負の情動、苦痛であるかのように味わった。一方、芦沢央さん、湊かなえさんの本とは異なる。即ち、登場人物を客観的に捉え「登場人物への同情、苦痛を感じるもの」なのだろうと考える。兎に角、この本は終始気持ち悪く、グロテスクであり、次の真梨さん本を読もうとするときにはエネルギーが必要です。故に真梨さんの本は自己体験的なイヤミスなのかもしれない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
サイコパス
- 感想投稿日 : 2021年3月22日
- 読了日 : 2021年3月22日
- 本棚登録日 : 2021年3月22日
みんなの感想をみる