パパとムスメの7日間 (幻冬舎文庫 い 18-5)

著者 :
  • 幻冬舎 (2009年10月6日発売)
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ある日突然、あることがきっかけでパパとムスメの人格が入れ替わっちゃった!

って、どこかで聞いたことあるシチュエーションだけど(笑)

父親と年頃の娘の人格が入れ替わったら、そりゃやっぱり困るのは娘の人格の方だろう。
父親の人格が自分の身体に乗り移るということは、自分の身体を父親の目線で見られてしまうということで、それはもう、死ぬほどの恥辱じゃないだろうか。

その辺はまぁ、適度にサラリと流しているんだけど、やっぱりちょっと不自然かもねぇ。

女子高生と父親の関係なんて、現実はこんなものかもしれないけど、入れ替わって生活していくうちに、お互い相手の思っていることが何となく分かってきたようで、でも、また元に戻ったら関係もまた元に戻ってしまうという、なんとももどかしい。

娘が、もう少し父親に歩み寄ってくれたらいいのに、と思うのは勝手だろうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コメディー
感想投稿日 : 2015年12月7日
読了日 : 2015年12月7日
本棚登録日 : 2015年12月3日

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