ある日突然、あることがきっかけでパパとムスメの人格が入れ替わっちゃった!
って、どこかで聞いたことあるシチュエーションだけど(笑)
父親と年頃の娘の人格が入れ替わったら、そりゃやっぱり困るのは娘の人格の方だろう。
父親の人格が自分の身体に乗り移るということは、自分の身体を父親の目線で見られてしまうということで、それはもう、死ぬほどの恥辱じゃないだろうか。
その辺はまぁ、適度にサラリと流しているんだけど、やっぱりちょっと不自然かもねぇ。
女子高生と父親の関係なんて、現実はこんなものかもしれないけど、入れ替わって生活していくうちに、お互い相手の思っていることが何となく分かってきたようで、でも、また元に戻ったら関係もまた元に戻ってしまうという、なんとももどかしい。
娘が、もう少し父親に歩み寄ってくれたらいいのに、と思うのは勝手だろうか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
コメディー
- 感想投稿日 : 2015年12月7日
- 読了日 : 2015年12月7日
- 本棚登録日 : 2015年12月3日
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