現役の書店人の方が綴る「紙の本」への存在意義。デジタルコンテンツではなく、本屋・図書館に並べられる本の必要性・影響力・優位性・・・。本の置かれている地位や世情、紙の本を売る意義が熱い思いと共に書かれており、著者の書店人としてのプライド・本への愛も伝わる本です。
自分もデジタルコンテンツ・電子書籍は好きではなく、やはり『データ』を読むより『本』を読みたい。本屋も大好きです。何事も1と0で分けられるものじゃないし、偶然の出会いがあるのはてっとショップの中ではなく、書店の中だと思います。
これからも書店が書店としてやっていくためにも、少しでも書店に足を運び本を買おうと思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2014年1月31日
- 読了日 : 2014年1月29日
- 本棚登録日 : 2014年1月15日
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