著者吉村昭は小村寿太郎のポーツマス条約交渉の経過を丁寧に描いた歴史小説。
明治から大正にいたるこの時代の政治家は日本の将来に対する責任感とリアリティを持って、非力な日本を舵取りして来たということがよくわかる。
この後日本は無責任な政治家・軍人によって散々な目にあうのだが、志やビションを失った国や組織は劣化するという事だろうか?
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- 感想投稿日 : 2013年9月14日
- 読了日 : 2013年9月14日
- 本棚登録日 : 2013年9月14日
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