炎立つ 四 冥き稲妻 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (1995年10月4日発売)
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第四巻は、奥州藤原4代の始祖、藤原清衡の生涯を描く。『前九年の役』にて安倍氏敗北後、敵方の清原氏に母と預けられるが、最後は源義家と共に清原氏を破り、奥州の統一に至る。『後三年の役』が舞台になるが、数々の人間ドラマ(母子、異母兄弟等)を絶妙に描いている。
清衡は父経清に通ずる武士としての一本気な心に加え、現実を直視する政治力を備える。清衡の戦いの舞台での戦略眼は読んでいても爽快。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2011年7月9日
読了日 : 2011年7月9日
本棚登録日 : 2011年7月9日

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