幼年期の終り

  • 早川書房 (1979年3月31日発売)
4.04
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本棚登録 : 971
感想 : 82
3

 これも古典SFの名作。地球外生物の到来から地球の滅亡までをダイナミックに描く。いかにもSF的というかありがちなストーリーなのかもしれないが、時代を考えるとすごい構想力だ。ちっとも古くさくなく今でも十分新しい。とてもぼくが生まれる前の作品とは思えない。ぼくはこれまでほとんどSFを読んでない人なのでそもそも相対評価ができないし、感想を綴るボキャブラリも持ち合わせてないけど、時代を超えて読み継がれてきたものにはそれだけの理由があるものだと思った。だけど60年前の古典を2冊「夏への扉」とこれだけを読んでいうのも暴論だろうけど、21世紀の今になっても世の中って大して進歩してないな。その時代の未来は今でも同じ未来だ。もちろん当時想像もできなくて作品に盛り込まれてない部分で今では普通ってのもあるんだろうけど。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー
感想投稿日 : 2013年9月29日
読了日 : 2013年9月23日
本棚登録日 : 2013年9月29日

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