コーヒーとサンドイッチの法則

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  • 東洋経済新報社 (2008年12月5日発売)
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「損する」顧客を「儲かる」顧客へと変えることだ。(p32 5行目~)
 ・プロセスを改善させる
 ・利益が出るように顧客との関係性を変える
 ・価格を変更する
3つのプロセスで顧客に対し負担を強いない様にいろいろな工夫を考えるべきだ。
「買う側」の立場になると、その物、サービスが受けられない場合のデメリットが見えてくる。
顧客からの視点からニーズを考え取り入れていけるようにしていきたい。

満足している顧客の4つの特徴(p47 8行目~)
 ・満足している顧客は、何度も購入してくれる
 ・満足している顧客は、そうでない顧客よりも購入額が高くなる
 ・満足している顧客は、時間の経過とともにかかるコストが低下する
 ・満足している顧客は、その企業を他の潜在顧客に紹介してくれる
「顧客主体」の満足度を高める事で引き出せると考えられる。
目先の利益を優先するよりも、先々へとつながる信用、安心を売っていける事を目指したい。

製品ラインを構築する4つのステップ(p93 11行目~)
 ・顧客のニーズを分析する
 ・産業全体の製品ライン戦略を分析する
 ・経営戦略とのフィットを考える
 ・収益シュミレーションをする
事業を進めていく上ではもっとも重要な事だが、トライ&エラーばかり重ねると戦略が進まなくなる。
長期的に見ることも経営には必要だ。

内向きの資源(p116 1行目~)
自分の持っている物を多角的に見ることで新たな発見がある。
2次的、3次的な活用が大きな利益(win-win)となるニーズを掘り起こしたい。

外向きの資源(p126 4行目~)
自分の立地、インフラを最大限に利用する。
「商品A」を求める顧客に対し、「商品B、C」もサービスとして認めてもらえる様に戦略を立てよう。

コーヒーと砂糖とミルクの法則(p129 10行目)
独りよがりになりがちな事業計画に待ったをかけてくれた。
確かにのの通りである。
顧客のニーズを掘り起こし、付加価値を高めたサービスの提供が必要に思われる。

シンプロットの第一法則(p176 5行目~)
他社の強みを利用する事で自社の利浮きにつなげ、共存共栄をはかる。
全てを自分で行う事は不可能だ。

適切な戦略的パートナーを選ぶことで、実績となり、信頼性を獲得することができる。(p199 3行目)
適切な戦略的パートナーを見つける事は、自分だけでなく相手を共に成長できる可能性がある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス・起業
感想投稿日 : 2012年5月16日
読了日 : -
本棚登録日 : 2012年5月16日

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