遥かなるケンブリッジ―一数学者のイギリス (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1994年6月29日発売)
3.79
  • (85)
  • (122)
  • (133)
  • (9)
  • (2)
本棚登録 : 1004
感想 : 106
4

数学者の著者のケンブリッジ大学研修滞在記。
教授連は「ノーベル賞」くらいはもっている変わり者、厳しい階級社会、異国でクラス日本人たちは日本嫌いになるか極端な愛国者になるか…。

著者藤原正彦さんは、新田次郎氏と藤原ていさんの次男。
作者近影が新田次郎さんによっく似ている!!
藤原ていさんが「夫がシベリアへ連れ去られ、満州から三人の子供を背負って必死で帰った」時の次男なんですよね。
近年では「国家の品格」ですっかりお堅い学者のイメージですが、ご本人の著書や新田氏のエッセイではお茶目な次男坊の貌が感じられます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ、自伝、インタビュー
感想投稿日 : 2014年8月27日
読了日 : -
本棚登録日 : 2014年8月27日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする