エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

  • かんき出版 (2014年11月19日発売)
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図書館予約入れた本の順番が回ってきました。
多分どなたかに紹介いただいた本です、ご紹介ありがとうございます。



自分の人生をより良く生きるため、より良く仕事をするために取捨選択しましょう、そのための思考について述べられている。


❐多数のなかから、本当に重要なことを見極める。
 ・仕事でもプライベートでも「なんでもできる、やらなくては」と思ってしまうが、実際にできることは少ない。最優先複数あったら、それはどれも優先ではないと同じ。
 選抜の基準は「絶対やりたい!」か、「やらない」の二択にする。「やろうかな」は却下。
 ⇒私の今の仕事は、努力次第でいくらでもやることが増えてしまう、他の人でかなりやっている話を聞くと「私もやらなきゃダメだよね」と思っていたのですが、考えすぎて頭がいっぱいになってしまうことがあります。
まずは今やらなければいけないこと以外は「やらない」と決めました!

 ・簡単に手に入るという理由だけで、それを選ばない。
⇒買い物で「安くなっている」では買わないようにしなければ…^^;

❐邪魔なものは取り除く。より少なく、より良くを目指す。
 やるべきことはたくさんあるが、本当に必要なのはそのなかの一つか二つ。余分なものを削って、重要なものを生かす。切り捨てるのは無意味な雑用だけではなくて、魅力的なチャンスのこともある。
 捨てる基準は「まだこれを持っていないとしたら、いくらお金を出して手に入れるか」、仕事の場合は「このチャンスを手に入れるときにどれだけのコストを払ってよいか」を考える。
⇒とりあえずクローゼットと台所の片付け、アドレス帳の整理整頓、図書館システム「読みたい本」で本当に読む本以外は削除しました 笑
私の場合は「ほしい!」で買ってしまう事が多いので、それを持っていなくてもまた同じお金を出して買ってしまい、やっぱりいらなかったかな〜と悩むような気はする^^; 
持っているものの選抜に当たっては「今現在これをいくらで買うか?」で考えることにします。
⇒「大切なものだけを選んでほかは捨てよう」は若干難しいところはある…。仕事でストレスがない人はいないでしょうけれど、生計が立たなくなるので辞められないですもんね。辞められないものは仕方がない、それでストレスを溜めない方法で応用しよう。

 ・自分の境界線を知ることも大切だ。自分にとって「やりすぎ」の線はどこかを考えるのに、自分が他人に侵害されたと感じたのはなにか、嫌な気持ちになったのは何か、など。

❐仕組みを作る
 まずは目指すことを明快に具体的に決めること。
 そのために徹底的に準備しておく。
 時間を見積もりるときは、1.5倍余裕を取って考える。10分で行ける場所でも15分とる。発表時間が15分あったら10分で収まるように準備する。それを阻害する要因は何があるかも考える。「報告書を書く」の場合は、「急に違う仕事が入る」「自分自身がその出来に満足しなくて何度もやり直す」など。
 やることが多すぎて混乱したら、やるべきことをリストアップし、「今」必要なことに集中する。 
 始めるにはハードルを下げることも良い。「毎日日記を1ページ」ではなくて「毎日だけど1行」とか。きっかけになることを作って癖にしてもよい。携帯を充電するときに日記を1行書く、など。すると悪癖を変えることにも役立つ。「お菓子が買いたい」ときに「隣の惣菜を買う」に癖を変える。

❐人からの依頼を断る場合は、自分のやり方を明確にしておく。
 自分が何を優先するか、何が妥協できて出来ないかの線引をはっきりさせておく。
 すると相手から違うものが来ることはないし、自分も相手に不要な要求をしない。
 ただし相手を怒らせる断り方はしないようにしましょうね。
⇒断る、断つことに対して相手に遠慮してしまってできないことがありますが、「断ったって相手はいつまでも気にしないだろう」「断れば、相手には私はそういう人だってわかってくれて今後は返って気楽に付き合えるのでは」と考えて余分なものは断っていってみます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会・世界・地域・現在
感想投稿日 : 2023年8月8日
読了日 : 2023年8月8日
本棚登録日 : 2023年8月8日

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