現代日本に本物のゴジラが現れたらどうなるのか?
日本の政治を通して語られる本作品。
ここ最近、国内で頻発している『未曽有の天災』。
3.11のとき、突然日本を襲った巨大地震、津波、そしてメルトダウン……
そのときの首相を『無能』と罵るのは簡単だけれども、じゃあ他の人だったらあの危機をもっと適切に乗り越えられていたのか?
全員避難と叫んでも、避難できない人がいる。
移動も困難な老人を担いでゴジラが来てからようやく移動を始める人。
台風だから電車を計画運休するよ、事前にアナウンスしてるのに帰れなくなる人たち。
ゴジラが近くに到達してからパニック的に電車に飛び乗ろうとする人々。
現実の光景と、映画の中の光景がシンクロする。
未曽有の危機にどういう決断をしていかなくてはいけないか。
この映画が教えてくれている気がします。
改めて、非常品袋の中身を確認しなきゃ、と思った次第です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2019年10月21日
- 読了日 : 2019年10月19日
- 本棚登録日 : 2019年10月21日
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