片や元銀行員、片やつまみ簪職人。
性格も生き方も、まったく違う二人の老人。
連続短編で、分かりやすく家庭を丸投げした男と
好き放題生きている男。
確かに、職人の方が人生的には楽しいかと思いますが
父親に…というのはどうでしょう?
隣の芝生は青い、といいますから…。
話が進むにつれて、すがすがしいほど
家庭を放置してきた、元銀行員。
この世代ですから、そりゃ言われるでしょう、な話で
24時間こき使われるのは当たり前。
同じ立場になれば、出て行きたくなるのも当然です。
長い休暇を渡した、と思えばいいのでは?
本人はいい人、ではありますけど…。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
三浦しをん
- 感想投稿日 : 2017年7月9日
- 読了日 : 2017年2月4日
- 本棚登録日 : 2018年2月4日
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