池上彰の世界の見方 中国・香港・台湾

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  • 小学館 (2016年11月20日発売)
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中国と台湾と香港は、全て中国なのか?
中国共産党と習近平は何故大きな権力を持っているのか?
中国の近代化の歴史と今の体制との関連は?
台湾のひまわり運動は成功して、香港の雨傘運動が失敗した琉球は?
中国の外交戦略は?
テレビのニュースを流し見ているだけでは分からないことを池上さんが分かりやすく説明してくれている。中国の世界から非難されるような行動は、国の発展の過程で、日本でも起こり得た(実際にあった)ことでもある。なので、そういった一部分だけを切り取って、中国はダメな国だと判断しないでおこうと思った。中国という日本の隣国とのいざこざは、自分の家の隣人がこんな人だったら。。と思うと心が重くなる。しかしこういう時こそ、相手の心理を考えて、その心理を満足させる(落ち着かせる)ような解決策を立える必要があると思う。面と向かってやめてくださいと言っても意味はない。徹底した相手思考が必要。

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感想投稿日 : 2020年6月13日
読了日 : 2020年6月13日
本棚登録日 : 2020年6月13日

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