住んでいるマンションで、奇妙な体験をする。
畳を擦る音。
人の気配。
事故物件とは聞いていないが、気になり過去を調べ始める。
常に人が入れ替わり、一年以上も住んでいる人はいないほど。
他の部屋の状況。
マンションが建つ以前の土地から調べ始め、離れて行った人を探し、過去を辿る。
「死」は、穢れとなり伝染して拡大する。
それは、土地に根付き、二重に汚染される。
そこに人が住まうとその者は死穢で汚染される。
その者が、死亡すればその家は三重の死穢が残る場所へと…。
死穢に感染した人が別な場所に移動するとそこにも残穢が…。
まるでループのように。
土地のお祓いをするのは、充分に必要な意味のあることなのだ。
祟りや呪いを信じるかと問われても私自身よくわからないのである。
信じていないとは断言できない。
霊能者がいるかぎり、何かあるのではと思うから。
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- 感想投稿日 : 2022年6月14日
- 読了日 : 2022年6月14日
- 本棚登録日 : 2022年6月14日
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コメント 3件
メイさんのコメント
2022/06/14
湖永さんのコメント
2022/06/14
湖永さんのコメント
2022/06/14