湖永さんの感想・レビュー

としょかんライオン (海外秀作絵本 17)

著者 : ミシェル・ヌードセン 福本友美子

• 岩崎書店 (2007年4月20日発売)

おとなも楽しめる絵本。
図書館には、きまりがあって…。
でもライオンが入ってはダメというきまりはなくって。
ただ、静かにすればきてもいいよ、と。
ライオンは、おはなしの時間だけではなく、朝早くから来てお手伝いもするようになり…
ある日、メリウェザー館長のお手伝いをしているときに館長が踏み台からころび倒れてしまい、ライオンは、走って助けを呼ぶために大きな声でほえました。

きまりを破ったライオンほ、あくる日から来なくなり…。

とうとう、マクビーさんは、ライオンを探しに…
そして、図書館のきまりが変わったことを伝える。
大声で吠えてはいけないけれど、ちゃんとわけがあれば別です…と。

わけがあって決まりを守れないことだってあるということを伝えるとても良い絵本。

感想投稿日 : 2022年5月10日

読了日 : 2022年5月10日

本棚登録日 : 2022年5月10日