おじいさんが住んでいる家は、海の上にある。
水が上に上がってきて家が沈んでしまうと、その上にまた新しい家をつくって…
こうして、何個も何個も積み上げた家で、ひとりで住んでいたけれど、またまた海の水が床まで上がってきて、新しい家を作らないとならないと…と。
海の中に大工道具を落としたおじいさんは、慌てて潜って探したら…
思い出が、たくさん詰まった家が次々と…
この家に住んでいたときは…と懐かしい風景が目に浮かんでくる。
積み重なって、積み重なって、そのたくさんの思い出とともに新しい家に住むおじいさんの笑顔は、最高だった。
海の上なのに暖かな温もりを感じる色の絵本。
その理由がわかる。
おじいさんの家族の思い出は、とても楽しくてあったかくて最高のものだったから、ほっこりさせてくれる優しい絵となったのだろう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2024年1月7日
- 読了日 : 2024年1月7日
- 本棚登録日 : 2024年1月7日
みんなの感想をみる