犯罪抑止についての考え方が今まで自分がなんとなく思っていたものとは違い、興味深かった。
厳罰には効果がなく、『治療』することが大切だということ。
一般的な感覚とはかけ離れた、犯罪者の『認知の歪み』にアプローチしていかなければならないこと。
そして、未だに『刑事の勘』や『経験』などの曖昧な判断基準が蔓延っているらしい。
日本ほど治安の良い国はないと聞くが、そんな国でも犯罪は必ず起こり、たくさんの被害者、そして不幸な加害者が発生する。
本書の最後にも述べられていたことだが、『エビデンス』に基づいた対策を浸透させていかなければならないと思った。
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- 感想投稿日 : 2021年7月27日
- 読了日 : 2021年7月27日
- 本棚登録日 : 2021年7月11日
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